ごあいさつ
令和3年県議会第1回定例会では総額7,650億7,700万円の一般会計当初予算など80議案を可決しました。今回の予算に於いては、県税収入で120億円、地方消費税精算金で129億円の減額が見込まれる中、コロナ対策を充実させる為に令和2年度に比べて約200億円の増額がなされました。財源は臨時財政対策債という県債発行による借入金で、国が返済を負担してくれるというものです。
コロナ禍により経済が冷え込み、引き続き税収源が見込まれるなか、感染を抑えながら一刻も早く経済をまわして行くことが重要となっております。慎重な対応が必要となりますが、県では愛嬌ぐんまプロジェクト第2弾を行うことが決定いたしました。また、私もずっと県に対して要望しておりました市町村別の警戒度も2月23日より運用が始まり、3月23日には県内のほとんどの地域で警戒度2に引き下げられることとなりました。「ストップコロナ!対策認定店」の地元のお店を積極的に利用し、みんなでコロナ禍を乗り切っていきたいと思いますので、感染対策に十分留意しながらのご協力をお願い申し上げます。
身近な例え置き換えると、新社会人になる子ども(群馬県)が車を購入するにあたり、親(国)が買ってあげる約束をするが、一括で購入する資金がないため子ども(群馬県)に自分でローンを組んでもらい(県債発行)、返済については来年度がらお小遣い(地方交付税)として親(国)が子ども(群馬県)にあげる(地方交付税に上乗せ)という様なものです。
大学生との意見交換会 〜ぐんまシチズンシップアカデミー 〜
私の一般質問を試聴してくださった5名の県内大学生とオンラインによる意見交換を行いました。学生からは「県が発信する情報をどうやって多くの県民に伝えていくのか?」などの効果的な広報についての質問や、「若者の投票率を高める為には何が必要か?」などの質問を頂きましたが、逆に若者の視点からはどの様に考えるのかを伺い、若者ならではの新鮮な意見を頂きました。やはりデジタル化により「いつでも、どこでも」情報を得られ、行動につなげられるという利便性が若者には必要であると改めて感じる機会となりました。
愛郷ぐんまプロジェクト「泊まって!応援キャンペーン」第2弾がはじまりました! (〜5/31)
昨年6月より実施され、好評を得たキャンペーンの第2弾が3月26日より再始動いたしました。今回も前回同様1泊6,600円(税込)以上であれば5,000円のキャッシュバック(または割引)が受けられるというもので、令和3年5月31日宿泊分までが適用となります。
慣れ親しんだ地元の魅力を再発見し、愛する故郷群馬を自慢できる人を目指しませんか?
※同一施設は3連泊まで
※新型コロナウイルス感染症の状況及びGoToトラベル事業の再開状況によっては事業を中止することがあります。
愛郷ぐんまプロジェクトQ&A
- 施設内で飲食をしたり、お土産を購入して6,600円(税込)以上となる場合には対象となりますか?
-
同一施設内での飲食・買い物等であれば対象となります。
※例えば一泊5,500円(税込)1泊し、1,100円(税込)のお土産を購入した場合には、一泊あたり6,600円(税込)となるため、5,000円のキャッシュバックが受けられます。
- こどもと一緒に宿泊したいのですが、子供1名の宿泊料金は6,600円(税込)未満です。この場合対象とならないでしょうか?
-
宿泊料金が減額となる児童等を含むファミリーやグループでの宿泊料金は、全員の宿泊金額を利用人数で割った1人あたりの料金が6,600円(税込)以上の場合に対象となります。ただし、宿泊料金が発生しない乳児などは対象となりません。
※例えば大人一泊8,800円(税込)、子供一泊4,400円(税込)の場合、合計額が13,200円(税込)となり一人当たりの料金が6,600円(税込)となるため10,000円のキャッシュバックが受けられます。
図書広報委員がおすすめする一冊
今会議にて図書広報委員会の委員に指定され、県の広報誌等について審議する一方で、群馬県議会のフェイスブックを活用し「図書広報委員がおすすめする一冊」による読書の普及や、委員会についての情報をまとめた「委員会レポート」により議会を身近に感じてもらうための活動を行なっております。今回私がおすすめするのは甘楽町の方により執筆された「おかしんだいねぇ!甘楽弁の世界」(ながれてんせい著)です。
「だいねぇ」「ぼっとかして」「めた」など、甘楽人ならついつい使ってしまう言葉を、真面目に、そしてユーモアをもって解説していきます。生粋の甘楽人はもちろん、甘楽に引っ越してきたばかりの人にも十分楽しんで頂ける内容となっております。
当選後2度目の一般質問をさせて頂きました
2度目の一般質問の準備にあたり、地域の方々の声を代弁する場であるということを改めて強く認識し、日々地域の方々のお話を聞く中で感じたこと、県に要望すべきと考えることを質問させて頂きました。
県内多くの地域では首都圏や県内一部地域での感染拡大を受け、警戒度が下がっても外出自粛が続いております。甘楽富岡地域は真面目に感染対策に取り組んでおられる方々が多く感染者がほぼいない為、飲食店をはじめとする事業者の皆様は営業時間短縮要請協力金(1日4万円の協力金)の支給対象にして頂けず、開店休業状態で非常に苦しい思いをされております。
質問では、警戒度【3】における地元飲食店等(ストップコロナ!対策認定店)の利用について伺い、執行部から「基本的な感染防止対策を徹底して利用して頂ければ、リスクは低減できるのでぜひ利用して欲しい」旨の答弁を頂きました。
また、下記一覧表に警戒度別の県の行動基準を掲載させて頂きますのでご参照ください。
警戒度 | 個人の外出における指針 | 事業者への対応 |
4 | × ・外出自粛(生活に必須なものを除く) | ・感染拡大の恐れのある業種の施設等への休業要請や営業時間の短縮要請 |
3 | △ ・3密となるリスクが高く、感染防止対策がとられていない場所へは外出自粛 ・高齢者や基礎疾患患者は外出自粛 | ・感染防止対策がとられていない施設等への休業要請 ・高齢者施設や病院等での面会の禁止 |
2 | △ ・3密となるリスクが高い場所への外出は十分注意高齢者や基礎疾患患者は外出十分注意 | ・高齢者施設や病院等での直接面会は十分注意(オンライン面会等の推奨) |
1 | ◯ |
※上記表は群馬県ホームページをもとに作成いたしました
また、甘楽町金井の工業団地に(株)かねふくめんたいパークの進出が決定し、2022年3月のオープンを予定して事業が進められております。2023年5月には甘楽スマートICも開通予定の為、甘楽・下仁田・南牧・富岡への観光の入り口として期待が寄せられております。
質問要旨 ※()内は答弁者
- 県ニホンジカ適正管理計画について (鳥獣被害担当参事)
- 鳥獣被害対策について
① 「鳥獣害に強い集落づくり支援事業」について (鳥獣被害担当参事)
②事業の周知と被害対策手法の普及について(鳥獣被害担当参事) - 新型コロナウイルス感染症陽性者の情報の好評内容について
①行動歴等の公表の見直しについて(健康福祉部長)
②居住地の公表の見直しについて(健康福祉部長) - 手話奉仕員養成研修の推進について(健康福祉部長)
- 移住・定住促進、関係人口の増加に向けた取組について(地域創世部長)
- こんにゃくの販売・消費拡大について(農政部長)
- 情報格差対策について(知事戦略部長)
- 商工会支援について(産業経済部長)
- 市町村の警戒度の取り扱い変更について(危機管理監)
- 振興局の設置等について(総務部長)
- 建設キャリアアップシステムの導入について(県土整備部長)
- 県道金井高崎線金井工区の進捗状況について(県土整備部長)
議会中継のご案内
群馬県議会のホームページにて過去の議会中継が閲覧できます