群馬県新型コロナウイルス感染対策サイト

県政報告vol.11 新年号 Web版

目次

ごあいさつ

1月6日群馬県議会新春交流会にて

令和4年第3回後期定例会(11月24日〜12月14日)が開催され、新型コロナウイルス対策(医療・介護サービス提供体制の確保)や県有施設の電気料金等の高騰に伴う維持管理経費、防災・減災・国土強靭化の推進のための公共事業費など275億2,583万円を増額する補正予算案など22議案が可決されました。

2023年は癸卯「みずのと・う」「きぼう」の年で、「ものごとの始まりと終わり」「春の訪れ」を意味するということです。新型コロナウイルスの感染症分類の見直しについても政府が方針を打ち出したことから、今年こそは脱!コロナが出来、日常が取り戻せるよう祈念しております。

3/31まで延長の愛郷ぐんま全国割について

観光需要増進に向け、昨年から実施され本年1/10以降も継続されている愛嬌ぐんま全国割ですが、国の予算を受け3月31日までの延長が決定いたしました。(予算上限に達し次第新規の受付は終了)※昨年末までとは割引率やクーポンの内容が異なりますのでご注意ください。

利用条件(1)群馬県を目的とする旅行・宿泊
(2)身分証の提示(居住地の確認)
(3)ワクチン3回目接種またはPCR検査陰性
※12歳未満の子供については、親等が同伴する場合には検査不要です。
注意事項・1回の予約で7泊分まで対象・利用回数に制限なし
・ビジネス利用も対象・発売開始前の予約分は対象外

かんら天水プロジェクトで植林体験

かんらの天水プロジェクト植栽体験にて

2022年11月26日、かんらの天水プロジェクトメンバーとして、大学生や小学生と共に植林を行いまいた。町民の防災備蓄の意識啓発のために始まった「かんらの天水プロジェクト」ですが、若い人達に一歩先の「水源」の大切さに目を向けてもらうための素晴らしい取り組みとなりました。

全国都道府県議会議員研究交流会

2021年8月に、タブレット端末の貸与が始まってすぐ緊急事態宣言が発令され、大人数での調査が難しい状況が発生しました。その際に、タブレット端末をもって視察先に赴き、視察先と委員会室を繋ぎ、オンライン視察を行ったことが先進的取り組として捉えられ、発表させて頂くこととなりました。

全国的にもタブレットの導入を検討している会議が多く、参考として頂くためオンライン会議についてのメリット・デメリットについて私なりの感想を共有させて頂きました。

高崎経済大学の学生と意見交換

議員に密着ゼミナールにて

2022年12月22日、高崎経済大学にて「議員に密着ゼミナール」が開催され、大学生と日頃の議員活動や地域課題の考え方などについて意見交換を行いました。学生さんからのアンケートでは「わかりやすかった」「考え方が変わった」という意見や「自分は違うと思う」という意見もあり、ものの捉え方、伝え方について非常に勉強となりました。

あわせて読みたい
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様々な活動報告

富岡警察署 宮田署長に聞いてみました!

令和4年12月23日に富岡警察署にて、宮田博一警察署長とお話をさせて頂きました。日頃、地域の安心安全について最前線で活躍されている警察の皆様について知っていただき、より良い地域にしていけるよう皆様と力を合わせて頑張っていけたらと思います。

署長から見た甘楽富岡管内の印象

牛木義

まず、富岡警察署管内の地域の印象や特徴についてお聞かせ下さい。

宮田署長

多くの住民に警察の協力団体に加盟して頂いており、協力的かつ好意的で、とても仕事がしやすい地域であると思っています。

牛木義

都心部より協力的ということでしょうか?

宮田署長

都心部より「関心が高い」という感じでしょうか。都心部は警察と住民に距離があるように感じますが、管内はその距離感が近く、警察業務に対する関心や理解が高く、住民がとても協力的で非常に感謝しております。

管内の犯罪発生状況について

牛木義

管内の犯罪発生状況について教えて頂けますか?

宮田署長

前年度(令和3年度)はコロナの影響で減少。今年度は若干増加しているものもあるが、全体的には減少傾向にあります。

牛木義

コロナ禍での犯罪に特徴はありますか?

宮田署長

ドラッグストアでの化粧品や医療品(小さく軽量で高単価)など換金制の高い商品の万引きや自転車盗難の増加に加え、忍び込みが増加しております。

牛木義

忍び込みとは?空き巣とどう違うのでしょうか?

宮田署長

在宅中の家屋に侵入して財物を窃取することを忍び込みといいます。前年(令和3年)は2件であったのに対し、今年(令和4年)は13件に増加していることから、現在検挙に力をいれております。

牛木義

犯人検挙に防犯カメラや家庭用の防犯カメラは非常に効果的なのでしょうか?

宮田署長

街頭防犯カメラや家庭用の防犯カメラは非常に効果的であり、周辺で発生した犯罪の検挙の為に映像等の情報提供をお願いしている場合もあります。防犯カメラの映像については、捜査に必要な場合に使用しており、その使用に厳格に管理しているので、安心して提供いただければ幸いです。

牛木義

設置した箇所だけでなく、地域の安全対策として効果があるということですね!ちなみに、(偽)のカメラではダメなのかという声も聞きますが、いかがでしょうか?

宮田署長

設置の方法により、一定の防犯・犯罪抑止効果はあると認識しております。

管内の交通事故等の状況について

牛木義

次に交通事故等についての状況を教えてください

宮田署長

管内では、昨年(令和3年)に比べ、人身事故は減少したものの、物件事故が増加し、全体で155件の事故が増えております。昨年から人の移動が増加傾向にあるため、それに伴い、事故も増加しているという状況です。

牛木義

管内で特に危険な場所や注意すべきことなどはありますか?

宮田署長

国道254号線では追突事故の発生が多いことや、コンビニ・スーパー等の駐車場内での接触事故が多いので、慣れた場所でも気を抜かず、運転することが大切です。

ヘルメット着用義務化について

牛木義

警察庁の発表では国内で2017年〜2021年に自転車乗車中の事故で亡くなった2145人のうち、約6割の1237人が頭部に致命傷を負っていたということがわかっており、令和5年4月1日よりヘルメットの着用が義務化となることが、死亡事故の減少につながると期待しておりますが、いかがでしょか?

宮田署長

自転車が車と接触した際、跳ね飛ばされて車のピラーや道路に衝突して致命傷となることが多いことから、頭部を守ることが死亡・重傷事故の減少に繋がることが期待できます。100%強制するということはできませんが、日頃の警察活動を通じ、警告書等を活用して、しっかりと指導・啓発を行なって行きたいと思います。

特殊詐欺について

牛木義

刑法犯認知件数・検挙率については年々減少傾向にあり、大変感謝をしているところでありますが、オレオレ詐欺などの特殊詐欺については課題を感じております。どうしたらいいでしょうか?

宮田署長

電話に取り付けるタイプの対策装置を導入している家庭での詐欺被害を警察として認知していないことから、対策装置の設置が大変効果的であると考えており、装置の普及活動に力を入れております。

牛木義

詐欺はお金だけでなく心の犯罪でもあり、本当に許せません。被害が無くなるよう願っておりますが、「自分は大丈夫」という感覚を誰もが持っており、対策が難しいように感じます。

宮田署長

12月からプロジェクトチームを立ち上げ取り組んでいるところですが、装置の購入についてはハードルが高く、思ったように普及が進んでない状況です。特殊詐欺には被害の救済制度等はなく、検挙しても被害の回復が難しいというのが現状で、自分の身は自分で守るという意識を醸成していくことが重要と考えます。

牛木義

設置は難しくないようですが、やはり機械ですので、県警でも推進していただいてるように、息子さんやお孫さんなど若い世代の方が、高齢の親世帯の為に設置してくれるような状況を作っていくことが大切ですね。

警察官を目指す若者に一言

牛木義

本日はお時間をいただきありがとうございました。最後に、宮田署長から警察官を目指す若者に一言いただけますでしょうか?

宮田署長

警察官は決して楽な仕事ではないですが、非常にやりがいが高い仕事であることは間違いありません。人から頼られ、感謝される仕事であり、社会全体の安全・安心に寄与できる崇高な仕事であるので、ぜひ志してもらいたい。

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