ごあいさつ
令和4年第3回前期定例会(9月20日〜10月13日)が開催され、私立学校や保育所等の各種施設、酪農経営者、また園芸施設の省エネ化支援などの「原油価格・物価高騰対策」や、川場薄根発電所建設や公用電気自動車の共同利用に向けた実証実験などの「未来への投資」に関する257億3,100万円を増額する補正予算案が12日に可決されました。また、追加で提出された愛郷ぐんま全国割やマイナンバーカード取得促進を含む補正予算112億5,700万円についても13日に可決されました。
今年度は文教警察常任委員会の委員として、また環境・エネルギー対策特別委員会の副委員長として各委員会での議論を行い、環境にに対する取り組みに関する教育について、また特殊詐欺撲滅に関する取り組みについて議論させて頂きました。特に特殊詐欺については、通話を録音する機能がある装置を取り付けることが効果的ということがわかってきており、今後は詐欺のターゲットになり得る御宅への装置の導入をいかに進めていくのかが課題となっております。引き続き、地域課題を解決して暮らしやすい地域を守っていく為、地域の声を県に届けていきたいと思います。
マイナンバーカードの作成にご協力下さい!
昨年11月30日の一般質問で取り上げさせて頂いたマイナンバーカードの普及促進について、県として本格的に普及促進を行うということで、県内12市の商業施設への窓口設置や、チラシ等による広報活動等を行うこととなりました。
国が2024年秋に健康保険証を廃止してマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替えると発表したことを受け、今後交付率を上げていくことで、県民の利便性向上や行政コストの削減につなげていきたいと思います。
また、本年9月末までとされていた最大2万円分のマイナポイントがもらえるキャンペーンですが、本年12月末まで延長となっておりますので、是非お早めに申し込んで頂き、ポイントを活用してください!
特殊詐欺被害をなくそう!
群馬県の刑法犯認知件数は平成16年をピークに現在まで17年連続で減少し続け、検挙率についても過去10年間上昇傾向で、平成28年より50%を超える水準で推移しております。
しかしながら、不安をあおったり、家族を思いやる心に付け込んだりして巧妙な手口で行われている「オレオレ詐欺」や「キャッシュカード詐欺盗」等の特殊詐欺被害は、県警察の必死の取組により検挙件数は増加しているものの、認知件数・被害額ともに減少傾向とは言えない状況が続いております。
県内における被害の認知件数は本年9月末時点で161件、被害額約3億8,010万円となっており、昨年同月比で認知件数は1件減少したものの、被害額は9,400万円増加しております。甘楽富岡地域に関しては、被害に認知件数が5件、被害額が約2,500万円で、昨年同月比で被害件数は2件減少、被害額は1,370万円の増加となっております。
文教警察常任委員会にて、こうした詐欺被害を減らす為に何が必要なのか?を執行部に伺ったところ、既存の電話機に接続することで相手の声の録音出来る「特殊詐欺電話対策装置」が大変有効であるとのことでした。
この装置を設置すると電話がつながる前に「この通話は詐欺被害防止の為録音されます」といった旨のメッセージが流れ、詐欺グループはその時点で電話を切る為、被害を未然に防ぐという効果があります。嘘でも家族に被害があったと言われれば動揺し、ショックを受けます。お金の被害がなくとも「こころの被害」は発生していると言っても過言ではありません。また、被害を受けた全員が警察に届出をするわけではないということで、「騙されて大事なお金を渡してしまった」という恥ずかしさから家族にも話せないというケースもあるようです。
今後、こういった被害をゼロにすることを目指し、「特殊詐欺電話対策装置」を多くの方々に設置してもらうための取り組みを強化していくそうです。もし、ご家族から装置の導入を提案されたら、是非導入してください!
「自分は大丈夫」と思っていても、偶然が重なり嘘が本当に聞こえてしまうこともあります。心のあたたかい人々が多い地域だからこそ、詐欺に遭う前に対策をお願いいたします。
地域の声を届ける!4度目の一般質問
今回の一般質問では、鳥獣被害対策や河川整備、県産木材活用に向けた林道・作業道の整備やヤマビル対策について質問させて頂き、その後県が力を入れて取り組んでいるグリーンイノベーションについて質問させて頂きました。(答弁には極力横文字を使わないようお願いいたしましたので、ぜひ質問の動画をご覧ください)
グリーンイノベーションとは、「環境に配慮した商品は高い、コストが掛かる」という価値観を「環境に配慮した商品こそ売れる、利益につながる」という風に社会の価値観を変化させることであるということでした。
また、昨年から取り組んでいる目の紫外線対策についての質問もさせて頂き、「今後研修会などで眼と紫外線の関係について周知していく」というスポーツ局長の前向きな答弁も頂くことができ、一歩ずつですが変化を起こせるのかとうれしく思っております。
- ニホンジカの捕獲
- 令和2年度における捕獲の取組について(農政部副部長)
- 目標達成に向けた今後の取組について(農政部副部長)
- 捕獲の担い手の確保及び人材育成について(環境森林部長)
- 地域に応じた林業の振興について(森林局長)
- 学校教育現場における屋外活動時のし紫外線対策について(教育長)
- 市町村との連携強化について
- 地域支援員による市町村支援について(地域創生部長)
- 市町村における地方創生推進交付金の活用支援について(地域創生部長)
- 県庁各部局及び振興局と市町村との連携強化について(地域創生部長)
- 企業版ふるさと納税の推進について(知事戦略部長)
- マイナンバーカード普及に向けた取組について(DX推進監)
- 脱炭素社会に向けた取組について(環境森林部長)
- 国道254号東町工区について(県土整備部長)
様々な活動報告
4月21日めんたいパークオープニングイベント
5月15日妙義ビューライド61km完走
6月17日西南地区商工会連絡協議会通常総会
6月29日南牧村長寿社会セミナー(生き生きの秘訣〜生活の変化を楽しむ〜)
7月24日群馬漁業協同組合鮎友釣競技大会(西牧川)
8月15日南北村火とぼし(準備)
南北村火とぼし(実践)
8月19日小金沢照昌先生による防災図上訓練
10月22日群馬県植樹祭(南牧村小沢地区にて)